「新卒で上京するのは不安…」「新卒で上京するとどうなの?…」
上記のような疑問を抱えていませんか?
新卒で上京する場合、何から準備すればいいのか、どのような生活になるのか、不安が多くてなかなか一歩を踏み出せないですよね。
この記事では、実際に地方から上京して就職を経験した筆者が、「新卒で上京」するメリット・デメリットや、準備の流れ、先輩の体験談までをわかりやすくご紹介します。
こちらの記事を読むことで、自分の判断に自信が持てるようになるはずです!
新卒で上京するメリットは?
新卒で上京する最大のメリットは、就職や成長のチャンスがとても多くなることです。
特に地方からの新卒者にとって、東京をはじめとした都市部には、仕事や人との出会い、経験値など、多くの可能性が広がっています。
以下に、具体的な3つのメリットを挙げて解説します。
- 新卒で上京するメリット①|仕事の選択肢が多い
- 新卒で上京するメリット②|最新技術を得られる
- 新卒で上京するメリット③|レベルの高い環境を経験できる
新卒で上京するメリット①|仕事の選択肢が多い
新卒で上京すると、仕事の選択肢が圧倒的に増えます。
地方では、業種や職種が限られていたり、そもそも会社の数が少ないと感じることもあります。
一方、東京をはじめとした都市部では、メーカー、IT、広告、ベンチャーなど、さまざまな業界が集まっています。
しかも、新卒を対象にした求人が非常に多く、自分の希望に近い仕事を探しやすいです。
私自身も、新卒で上京することで、自分が希望していた分野に近い企業に出会えました。
地方では求人すらなかった業種でしたが、東京には当たり前のように選択肢がありました。
「やりたい仕事を見つけたい」と考える新卒には、上京という選択はとても大きな意味を持ちます。
新卒で上京するメリット②|最新技術を得られる
上京すると、最新の技術やサービスに触れる機会が多くなります。
これは特にITや製造業など、技術革新が早い業界で顕著です。
地方では導入が遅れている場合もある設備や手法が、都市部ではすでに実用化されているケースも少なくありません。
新卒でそのような現場に触れることで、社会人としてのスキルが早い段階で向上します。
例えば、私が就職した企業では、AIを活用した業務改善がすでに進められており、配属1年目から実際のプロジェクトに参加できました。
地方の同級生は、同じ業種でも旧式の業務フローに悩んでいたのが印象的でした。
新卒だからこそ、最初に触れる環境が今後の成長に直結します。
上京することで、スタートラインから差をつけることが可能です。
新卒で上京するメリット③|レベルの高い環境を経験できる
上京すると、周囲のモチベーションやスキルのレベルが高く、自然と自分も成長できます。
東京には全国から優秀な新卒が集まり、競争意識も高まります。
もちろん最初は戸惑うかもしれませんが、目標の高い仲間と働くことで、自分の視野が広がり、成長意欲が高まります。
私の場合、同期は全員が意識の高い人ばかりでした。
最初はついていくのが大変でしたが、わからないことを共有しあったり、情報交換したりする中で、数ヶ月後には自分の考え方や行動にも変化が出てきました。
新卒で上京することで、自分の殻を破るような経験ができるのは、大きな財産になります。
新卒で上京するデメリットは?
新卒で上京することで得られるメリットは多いものの、実際にはデメリットもいくつか存在します。
特に、生活の変化や金銭面での負担、孤独感など、思った以上に厳しさを感じる場面もあります。
ここでは、新卒で上京する際に直面しやすい3つのデメリットを詳しく解説します。
- 新卒で上京するデメリット①|生活費が高い
- 新卒で上京するデメリット②|精神的に疲れる
- 新卒で上京するデメリット③|寂しさがある
新卒で上京するデメリット①|生活費が高い
最も大きなデメリットは、生活費がとても高いという点です。
東京をはじめとした都市部では、家賃、食費、交通費など、すべての物価が地方に比べて高くなっています。
新卒での給料では、思ったよりも貯金ができなかったり、生活がギリギリになることも珍しくありません。
実際に私も、新卒で上京して最初に驚いたのは家賃でした。
ワンルームでも7〜8万円が相場で、地方の倍以上でした。
さらに通勤の定期代や外食費も積み重なり、初任給でまかなえる範囲には限界を感じました。
新卒で上京する際には、あらかじめ生活費の相場をしっかり調べて、無理のない資金計画を立てることが大切です。
新卒で上京するデメリット②|精神的に疲れる
上京すると、慣れない環境や人間関係の中で、精神的な疲れを感じることもあります。
地元の友人や家族から離れ、知らない土地で一人暮らしを始めることは、想像以上にプレッシャーを感じるものです。
特に新卒は、仕事そのものに慣れるのにも時間がかかる時期です。
その上で、土地勘もなく知り合いもいない場所にいると、日常生活の中で不安が大きくなってしまいます。
私も入社して2ヶ月目頃から、一人の時間に気持ちが沈むことが多くなりました。
慣れるまでに少し時間はかかりましたが、定期的に実家と連絡をとるようにして、心のバランスを保つように工夫しました。
新卒で上京する際は、精神的な負荷がかかることを前提に、リフレッシュ方法や相談できる相手を確保しておくと安心です。
新卒で上京するデメリット③|寂しさがある
地元の人間関係がなくなることで、寂しさを感じるのも大きなデメリットです。
新卒の時期は、学生時代の仲間と離れて新しい生活が始まる時期でもあります。
その中で、上京によって孤独感が生まれることがあります。
平日は仕事に追われ、休日も誰かと過ごす予定がなければ、自宅で一人過ごすことになりがちです。
最初の数ヶ月は、それが「自由」ではなく「寂しい」と感じる場面も少なくありません。
私は、上京して最初の休日がとても長く感じられたのを今でも覚えています。
近くに話せる相手がいないだけで、気持ちが不安定になるのだと実感しました。
新卒で上京するなら、事前にSNSや趣味のコミュニティなどで人とつながる工夫をしておくことで、孤独を和らげることができます。
新卒で上京する流れは?
新卒で上京するには、事前にやるべき準備や流れをしっかり把握しておくことが重要です。
社会人としてのスタートと引越し準備が重なるため、計画的に動かないと心身ともに負担がかかってしまいます。
ここでは、スムーズに新卒で上京するための5つのステップをご紹介します。
- 新卒で上京する流れ①|上京する目的を整理する
- 新卒で上京する流れ②|資金計画を立てる
- 新卒で上京する流れ③|仕事を決める
- 新卒で上京する流れ④|住む場所を決める
- 新卒で上京する流れ⑤|各種手続きを済ませる
新卒で上京する流れ①|上京する目的を整理する
まず最初に行うべきは、「なぜ上京するのか」を明確にすることです。
就職先が都内にあるからという理由だけでなく、自分が上京して何を得たいのか、どんな生活を送りたいのかを言葉にしてみると、行動に迷いが少なくなります。
例えば、「東京でITエンジニアとして成長したい」「ベンチャー企業で経験を積みたい」など、目的があると準備の優先順位も見えやすくなります。
私も「成長スピードの速い環境に身を置きたい」と考えたことで、就職活動の軸が定まりました。
目的を持つことは、新卒で上京する上での「心の支え」になります。
新卒で上京する流れ②|資金計画を立てる
次に大切なのが、資金計画です。
上京には、引越し費用・敷金礼金・家具家電の購入費・生活費の準備など、まとまったお金が必要です。
目安としては最低でも20万円以上、できれば30〜50万円ほど準備できると安心です。
私は卒業までにアルバイトを継続し、30万円を貯めました。
それでも家具を揃えるとあっという間に使い切り、最初の給与日までぎりぎりの生活でした。
新卒で上京する際には、急な出費も想定し、余裕のある資金計画を立てましょう。
新卒で上京する流れ③|仕事を決める
資金計画と並行して、働く場所=就職先をしっかりと選びましょう。
新卒で上京する場合、企業の規模や社風、勤務地などを事前に調べ、面接時にも詳しく確認しておくことが大切です。
特に東京本社の企業では、配属先が地方になるケースもあるため、勤務地の確認は必須です。
私は「東京勤務希望」と伝えたうえで、都内での研修や配属の流れも面接時に確認していました。
就職先を明確にしておくと、次の「住む場所」も決めやすくなります。
新卒で上京する際は、早い段階で企業とのすり合わせを行い、安心してスタートを切れるようにしましょう。
新卒で上京する流れ④|住む場所を決める
就職先が決まったら、住む場所を決める段階に入ります。
職場までの通勤時間や家賃相場、治安、交通の便などを考慮してエリアを選びます。
新卒の一人暮らしで多いのは、ワンルームや1Kタイプの物件です。
私の場合、就職先が新宿だったので、少し家賃が安くなる中野区を選びました。
都心に近いのに落ち着いた雰囲気で、新卒でも暮らしやすい環境でした。
物件探しは、上京前に不動産会社に連絡をとって内見予約をしておくとスムーズです。
初期費用も事前に確認して、資金計画に組み込みましょう。
新卒で上京する流れ⑤|各種手続きを済ませる
最後に、引越しにともなう各種手続きを行います。
例えば、住民票の移動、銀行口座や携帯電話の住所変更、郵便の転送手続きなどです。
また、勤務先から提出を求められる書類や、健康保険・年金の手続きもあります。
私は、引越し後に役所で手続きをするために、平日に1日有給を取りました。
思った以上に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
これらの手続きを済ませておくことで、新卒としての新生活を安心してスタートできます。
新卒で上京する前に知っておくべきことは?
新卒で上京する前には、東京での生活に必要な基本的な情報を知っておくことがとても重要です。
地方とは異なる生活費や物価、移動手段、生活リズムなど、ギャップが大きく、あらかじめ把握しておかないと戸惑ってしまう場面も多くなります。
ここでは、特に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
- 新卒で上京する前に知っておくべきこと①|家賃や生活費の相場を知る
- 新卒で上京する前に知っておくべきこと②|上京費用を抑える方法を調べ尽くす
- 新卒で上京する前に知っておくべきこと③|物価の高さを知る
新卒で上京する前に知っておくべきこと①|家賃や生活費の相場を知る
まず最初に知っておくべきなのは、東京の家賃や生活費の相場です。
一般的に、都内のワンルームマンションの家賃は7〜10万円ほどが目安です。
さらに光熱費や通信費、食費、日用品の購入などを含めると、ひと月あたりの生活費は15〜18万円前後になります。
地方と比べると、家賃は倍以上になることもあります。
例えば、私の地元では3万円台で住めた部屋が、東京では同じ広さでも8万円を超えることがありました。
また、コンビニや外食の価格も高めで、毎日何気なく使っているとすぐに出費が増えてしまいます。
新卒で上京する前には、実際の生活費の内訳を把握し、給与とのバランスを確認することが大切です。
新卒で上京する前に知っておくべきこと②|上京費用を抑える方法を調べ尽くす
次に重要なのは、上京にかかる初期費用をどうやって抑えるかを知ることです。
引越し費用、敷金・礼金、家電の購入費、交通費などが重なると、まとまった金額が必要になります。
しかし工夫次第で出費を抑えることも可能です。
例えば、「敷金・礼金なし」の物件を選んだり、リサイクルショップやフリマアプリで家電を揃えるだけでも、かなりの節約になります。
また、引越し時期を繁忙期(3月)からずらすことで、引越し業者の料金も抑えることができます。
私の場合は、地元の友人から使っていない家電を譲ってもらい、初期費用を10万円以上抑えることができました。
新卒のタイミングで無駄な出費を減らすためにも、情報収集と比較がとても大切です。
新卒で上京する前に知っておくべきこと③|物価の高さを知る
最後に押さえておきたいのは、日常の物価の高さです。
スーパーや外食、交通費、カフェのドリンクなど、日常的に使うものの単価が、地方と比べて1.2〜1.5倍程度になることがあります。
例えば、コンビニのお弁当が地元では500円だったものが、東京では600〜700円程度になっていると感じることが多いです。
また、都内で外食をすると1食あたり1,000円を超えることも普通です。
さらに、電車の移動が多くなるため、交通費も想像以上にかかることがあります。
私も新卒で上京した当初は、食費を抑えるのが難しく、外食中心の生活で月に4万円以上かかっていました。
途中から自炊を始め、ようやく出費をコントロールできるようになりました。
物価の違いを理解しておくことで、日々の生活費をうまく調整できるようになります。
新卒で上京した先輩方の実際の声は?
新卒で上京することには不安がつきものですが、すでに上京した先輩たちの声には、多くの学びと安心材料があります。
実際の体験談を知ることで、自分自身の将来像がよりリアルに描けるようになるはずです。
ここでは3人の実例を通して、それぞれの上京後のリアルな声をご紹介します。
- 新卒で上京した先輩方の実際の声①|仕事に本気な仲間に出会い充実したTさん
- 新卒で上京した先輩方の実際の声②|知り合いが増えたAさん
- 新卒で上京した先輩方の実際の声③|経営者になれたNさん
新卒で上京した先輩方の実際の声①|仕事に本気な仲間に出会い充実したTさん
Tさんは、新卒で都内のIT企業に就職するために上京しました。
地元の大学を卒業後、地方での就職も考えましたが、「刺激のある環境に身を置きたい」との思いから東京を選んだそうです。
上京当初は、通勤ラッシュや人の多さに驚いたものの、同じように新卒で上京してきた仲間たちと支え合いながら成長していけたことが大きかったと話していました。
「地元では出会えなかったような意識の高い同期と出会えて、自分も前向きになれた」とのことで、今では週末に勉強会やプロジェクトにも積極的に参加しているそうです。
新卒で上京したことで、仕事に本気で取り組む仲間と出会い、Tさんの人生はとても充実したものになったようです。
新卒で上京した先輩方の実際の声②|知り合いが増えたAさん
Aさんは、福岡県出身で、広告系の企業に新卒で就職し、東京での生活をスタートしました。
はじめは「誰も知り合いがいない都会で、ひとりで暮らすのは不安だった」と話します。
しかし、会社の新卒研修や職場の歓迎会を通じて、多くの人とのつながりが生まれ、自然と知り合いが増えていったとのことです。
平日は職場の同僚と、週末は大学の同級生と再会したり、趣味のイベントで出会った人と食事をしたりと、思った以上に人とのつながりが広がったそうです。
「上京したおかげで、人間関係の幅が広がり、いろんな価値観に触れられたことが大きな財産です」と語ってくれました。
新卒で上京したことで、Aさんは社会人としても、プライベートでも充実したネットワークを築くことができました。
新卒で上京した先輩方の実際の声③|経営者になれたNさん
Nさんは、地方の工業高校を卒業後、上京して建設業界の会社に新卒で就職しました。
最初の数年は現場で職人として経験を積み、その後、20代半ばで独立しました。
現在は小さな施工会社を経営しています。
「東京は仕事のチャンスが多く、自分の努力が結果につながりやすい」と感じたことが、起業のきっかけだったそうです。
もちろん、上京当初は家賃や生活費に苦労したこともあったそうですが、「やる気があれば、どこまでも挑戦できる環境が東京にはある」と話していました。
Nさんのように、新卒で上京したことで自分の可能性を広げ、経営者というキャリアにたどり着いたケースもあります。
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